内定者研修セールス研修(1日目) 2007年11月21日
11月21日(水)・22日(木)と、外部の講師をお招きし、内定者を対象としたセールス研修を行いました。
「セールス研修」とは、文字通り「物を売る」研修です。バイトなどで「お金を稼ぐ」「商品を買いに来られたお客様に商品を販売する」という経験のある内定者は多いのですが、「1人の人間としてお客様と接し、自分の力で商品の良さをアピールし、お客様に信じていただきお買い上げいただく」という経験はまだありません。
今回は、内定者がスーパーホワイトを持って任されたエリアを1人で回り、一般のご家庭やお店の方にセールスをしてお買い上げ頂く研修です。お客様と1対1で接することで、一人一人のお客様の重みを知り、物を売ることの大変さと売ったときの感動を、内定者に感じていただくことが目的です。
まずはセールスに関する基本動作からご指導いただきました。最初は「物の受け渡し」についてのマナーです。
お客様に物をお渡しする際は、ただ手渡すだけでなく「ボールペンです」「メモ帳です」と、お渡しするものの名前を添えることが必要だとご指導いただきました。「ボールペンくらい、見ればわかるだろう」と気付きもしませんでしたが、お客様の立場に立ち、気を遣ってさしあげることが大切なのだと学びました。
名刺の受け渡しやコートのたたみ方についても教わりました。
コートは、建物の中に入る前にあらかじめ脱いでおき、内側を表にしてたたみ、コートの表面についた埃が建物の中に落ちないよう気を遣うのがマナーだそうです。(参考:コートのたたみ方) マナーとは、常に相手の立場に立ち、相手のために気を遣うことなのだと学びました。
次は2人ずつに分かれ、あいさつの練習です。
「初対面の人の第一印象は6秒で決まる」と言います。大きな声で元気よく挨拶をすることが、何よりも効果的です。
基本的なマナーについて教わったところで、次は本題の「セールス」に関する講習です。商品についての情報を踏まえたうえで、これを販売するためにはどうしたら良いか、どの点をアピールすべきか、どのようにお客様にお伝えしたら良いか、4つに分かれたチームごとで話し合いました。
夜には、大阪本社と東京支社の営業メンバーが内定者へのアドバイスために集まりました。営業のプロであり、内定者の心強い味方です。「営業のスペシャリスト」が内定者のために夜の10時をまわっても熱い指導にあたりました。
そして、明日の本番に向け最後のロープレ。先輩方から飛び込み営業のコツを教えてもらい、今日一日だけでも数段レベルアップしているのがわかります。商品の良さが、見ている側にも伝わってきます。
最後に、常務にもロープレを披露していただきました。さすが常務の営業は、立ち居振る舞いや笑顔、話し方に内定者も釘付けでした。