知覧研修 2日目
2011年3月28日
特攻隊
前回に引き続き、知覧研修2日目の様子です。
2日目は早朝散歩から始まりました。
特攻隊が寝泊まりしていたという三角兵舎跡地や映画「ホタル」のロケ地などを回り、当時の時代を振り返ります。
実際に行ってみることにより、お国の為に飛び立っていった特攻隊の想いがより伝わってきます。
富屋旅館
散歩が終わり、朝食を済ませると富屋旅館の三代目女将である鳥濱初代さんの講話を聞きました。
富屋旅館とは、当時の女将である鳥濱トメさんが始めた食堂で、特別攻撃の前夜、兵士たちが集まり、楽しく食事をする場所でした。
映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の舞台にもなっております。
初代さんには鳥濱トメさんについてや、特攻隊の方々の様子などをお話いただき、とても考えさせられました。
私たちは今、人間として、日本人として誇りを持てているだろうか。
たくさんの命があっての自分だと意識して日々過ごしているのだろうか…。
振り返るといつも自分のことを考えて行動してしまっている自分に気付き、恥ずかしくなりました。
今自分がこうして生きていられることを特攻隊やトメさんに感謝すると同時に、自分よりも周りを想える人間になれるように努力しようと感じました。
知覧特攻平和会館
その後知覧特攻平和会館に見学に行き、当時についてたくさん勉強しました。
今回の研修を通し、命の大切さや周りへ思いやりを持つ大切さを改めて感じることができました。
東日本大震災直後の研修となったことも、何か意味があることかもしれません。
過去にお国の為に命を犠牲にした特攻隊の方々はもちろん、現在自分を犠牲にして頑張ってくださっている自衛隊の方々や関係者の方々にも深く感謝しなければならないと感じました。
知覧で学んだことをこれからも忘れず、業務に取り組んでまいります。
今回私たちは、社長はじめ役員の方々、リセラ写真の方々、そしてお客様のおかげで研修に参加できました。
本当にありがとうございました。
【銀座リセラ浜田店 福田佐恵子】