研修旅行 in 知覧
2009年3月31日
2009年3月30日(月)~31日(火)に鹿児島県の知覧(ちらん)に、09年度内定者を中心とした研修旅行に行って参りました。
09年度内定者は、これが入社前の最終研修です。
知覧は、映画「ホタル」の舞台ともなった、特攻隊出撃の地です。
参加者は、社長の奥迫、常務の城嶋、神人の二村、そして2009年度の内定者15名と、昨年参加できなかった社員の計22名です。
知覧は太平洋戦争時代に陸軍の特攻隊の基地だったところですが、決して忘れてはならない当時の特攻隊員の方達の思い、未来の私達に対してのメッセージに触れ、私達がいかに幸せであるか、そしてどのように生きていくべきなのかを勉強させて頂く非常にいい機会となりました。
~仙巌園~
多くを学び、そして楽しみました。一つ一つガイドさんが詳しくお話して下さり、とても勉強になりました。また、景色のとても良い所で、桜島がよく見えました。皆さんでお餅もおいしく頂きました。
~鹿児島市維新ふるさと館~
明治維新の熱い歴史を、音や光のあふれる空間・ジオラマや、等身大ロボットなど、ハイテク技術を用いた展示方法(人形劇)によって楽しく体感しました。西郷隆盛や大久保利通など、鹿児島には近代日本を創った優秀な方達がいらっしゃったのですね。
~知覧 富屋旅館~
太平洋戦争末期、特攻隊員を、母親に代わって献身的に御世話し、その最期の姿を見送った『鳥濱トメ』さんの御孫さんの奥さんが経営されている富屋旅館に泊まりました。富屋旅館は、現東京都知事の石原慎太郎氏脚本でロードショーされた映画『俺は君のためにこそ死ににいく』の舞台ともなりました。『鳥濱トメ』さんの御孫さんの奥さんより、当時のトメさんと若者の会話や心模様をお話し頂き皆さん涙しました。
~三角兵舎跡地見学~
2日目の早朝、富屋旅館の女将さんにご案内して頂き、特攻隊の方々が最後に過ごしたという三角兵舎や、滑走路を見に行きました。
そして全員で黙祷を捧げました。
~知覧特攻隊平和会館~
特攻隊員の方々の遺品や関係資料が展示されていました。撮影禁止の為、中身をお伝えすることは難しいですが、特攻隊員の方が両親へ送った手紙が非常に印象的で、こちらでも皆さん涙しました。
私たちは、特攻隊員たちの崇高な犠牲によって、今日の平和な日本があることに感謝しなければなりません。
そして去年、リセラ社員が知覧に研修旅行に行った際に寄付した灯篭の現物を見て参りました。
今回は、命の尊さと日本の歴史、そして感謝の心について学ぶことが来た充実の2日間でした。とても貴重な体験をさせて頂き、役員の方々と先輩社員の皆様に心から感謝致します。本当にありがとうございました。