新入社員受け入れ研修
2009年3月14日
新入社員受け入れ研修
本社にて、新入社員受け入れ研修が行われました。
本日は、大変お世話になっている株式会社ウィズネスの井上先生・山田先生をお招きして、新入社員受け入れ研修が行われました。この研修は、4月に入社する09年度の新入社員を受け入れるにあたっての心構えを学ぶための研修で、どのように新入社員を育てていくか、どのように新入社員と付き合っていくかを学びました。
ディスカッション
午前中は、部署や役職など関係なく5つのグループに分かれて、「新入社員が魅力を感じる会社」と、「社員が魅力を感じる会社」についてのディスカッションを行いました。
「新入社員が魅力を感じる会社」の場面では、新入社員の目線に立って考え、「会社がきれい」「社員がいきいきしている」「相談できる人(上司)がいる」などの、受身な意見が多く出されました。
一方「社員が魅力を感じる会社」の場面では、「年齢・社歴に関係なく、頑張った人が評価される」「製品に自信をもって勧められる」などの、自発的な意見が多く出されました。
これを行うことにより、受け身の立場で入ってくる新入社員に対し、目標に向かって、自身から積極的に取り組む考え方を持った社員との間に「ギャップ」があるのだということを学びました。
次に、08年度新入社員とキャリア社員に分かれてグループを作り、ブレーンストーミング(自由に意見を出し合うことで生産的なアイデアを効率よく生み出す討議法)で「尊敬できる上司」と、「尊敬できない上司」の意見を出し合いました。
「尊敬できる上司」の場面では「マイナスなことを言わない」「決断力がある」などの意見が出され、「尊敬できない上司」の場面では「嘘をつく」「言い訳をする」などの意見が出されました。
その後には、09年度新入社員が以前の研修で「尊敬できる上司」として挙げた30項目に対し、自分が現在どうであるかを比べ、自分が尊敬できる上司として欠けている部分、また、尊敬できない上司に当てはまっている部分を見つめ直す、良い機会となりました。アルバイトや研修で本社を訪れる09年度内定者がどのような視点でわたしたち社員を見ているのか、とても気が引き締まる思いでした。
計画表を作成
次に、新入社員が入ってから3ヶ月間、どういった順序でどれだけのことを身に付けてもらうのか、その計画表を作成しました。
新人から役職がついてトップに上がっていく中で、
T.S…段々下の人に任せて必要性が薄くなる、テクニカルスキル(商品や専門知識の能力)
C.S…どんどん必要性が濃くなる、コンセプチュアルスキル(総合判断能力)
H.S…関係なく、必ず必要とされるヒューマンスキル(人間関係能力)
という3つのスキルについて学び、それを落とし込んだ中での計画表の作成となりました。
多くの企業では、新入社員の受け入れ計画を立てずに漠然と仕事を教えているそうです。
計画を立てて順序よく、目標を持って仕事を教えることで、「いつまでに、こんな能力を身につける!」という先輩社員・新入社員のモチベーションアップに繋がります。
昼食 玄米ごはん
昼食は、当社代表の奥迫、常務の城嶋、神人の二村が社員のために用意した玄米ごはん、お味噌汁、おかずをいただきました。玄米と卵は代表の奥迫の実家の島根でとれたもの、お味噌は山田先生から頂いた島根県産の発芽玄米から作られた、手造りのお味噌を使用させていただきました。
現代の社会においてはとても贅沢な、健康的な食事を皆で感謝しながらいただきました。
午後も08年度新入社員とキャリア社員に分かれてグループを作り、「叱ること」について学びました。
それぞれ、自分の部下がミスをした設定、もしくは以前に自分が叱ることの出来なかった例を出し、それに対して自分が叱るといった練習を隣の人と行います。
発表
グループ内で発表し、皆で評価し終えた後、選ばれた4名が全員の前で発表を行いました。
まず、何に対して今から叱るのかということを明確に伝え、相手に「叱っているのだ」という今の状況を理解させ、反省させること。
それがリセラ社員に共通して足りない部分であるとご指摘をいただきました。
食について
そして今回は特別に、山田先生から「食について」というテーマでお話しをしていただきました。
朝食の重要性、ただ朝食をとるだけでなく、朝食の内容が大事であること。
地域でとれた季節のものを食べることで、バランスの良い食事ができることなどをお話しいただきました。
朝食は午前中の時間のエネルギーになり、朝食を食べないことは午前中の大切な時間を無駄にしているようなものだそうです。
また、朝食はパンよりもごはんを食べる方がエネルギーになりやすいそうです。
ドクターリセラ 玄米クラブ」が発足
そして玄米は白米よりも栄養価が高く、最近では当社代表の奥迫も食事に取り入れていることもあり、4月1日より「ドクターリセラ 玄米クラブ」が発足することになりました。
玄米クラブのメンバーは午前の時間を使って昼食をつくり、クラブのメンバー全員で昼食をとるシステムです。「社員の健康は食事から」という考えのもと、考え出されたシステムです。
締めくくり
研修の締めくくりに、弊社代表の奥迫から「何故生きているのか?」というお話しをしていただきました。
人は死ぬときに「あなたはどれだけ人に与えましたか?」「あなたはどれだけ使命を果たせましたか?」「あなたはどれだけ学べましたか?」という3つを問われるそうです。
人に与えること、使命を果たすこと、学ぶことを常に忘れず、検挙なし生で生きることが大切だと感じました。
本日の研修を通して、09年度の新入社員の入社がもうすぐそこまで迫っていることを実感し、新入社員にとって、受け入れる側の社員の計画や姿勢がとても大事だということを学びました。
本日の研修の成果を今後の業務に取り入れ、新入社員の方々が働きやすい環境づくりに努めていきます。