ISO授与式
2008年8月19日
ISO27001の授与式が東京の新富町で行われました。
ISO27001とは「情報セキュリティーマネジメントシステム」という国際規格の事で、会社にある全ての情報を守る為に会社一丸となってシステムを作り、公的機関に監査していただいて認定を受ける仕組みの事です。
今回の認定を受けるにあたり、ドクターリセラでは一年半前よりISOチームを作って活動し、お客様からお預かりしている大切な情報を守るための様々な仕組みづくりに取り組んでまいりました。
例えば・・・
フロアを情報面での重要度別に3段階に分類し、レベル2以上のエリアに入室する外部の方には「来客者カード」に必要事項を記入いただいたうえ、ゲストの名札をつけていただくようにいたしました。
書類を重要度別に色分けし、とくに重要な黄色いファイル、赤いファイルは鍵付きのボックスで管理するようにいたしました。
他にも、リーダーの奥迫経営企画室室長率いるISOチームが中心となって、ルールを決め、ドクターリセラの情報を守るためのマニュアルを作成、改善して作り上げてまいりました。そして、何百項目にもおよぶ改良を行い、ISO27001の厳しい審査をクリアいたしました。
一年半かけて取得したISO27001だけに、本当に感慨深い授与式でした!
今回ISO27001を授与して頂くにあたり、格式高いブランドのある会社「日本検査キューエイ株式会社」を訪問し、静粛な雰囲気の中での授賞式となりました。授賞式には代表取締役の奥迫社長、ISO27001チームリーダーの奥迫経営企画室室長、そしてサブリーダーをさせて頂いた私福田の三人で参加させて頂きました。
日本検査キューエイ株式会社の代表取締役、樋口社長のお話の中で一番印象的だったのが「これは終了証ではなく入学証です。授与式が始まりで、大変なのはこれからですよ!」と言う言葉でした。例えば、親会社などから言われるままにISOを取得される会社もあるそうですが、そういう会社は取得する事だけが目的であるため、せっかく取得しても意味がないとの事でした。
私達ドクターリセラはISO取得をスタートとし、お客様の大切な情報をお守りすべく、これからもしっかり運営して参ります。
また、ISO27001を取得するにあたりいろいろと貴重な体験をしたこと、会社全体が一丸となり協力しあえた経験を、これからも忘れずに色々な事に生かしていきます!
【文:ISOチーム 福田貴之(サポートセンター 部長)】